提供しているシステムの使い方の簡単な手順をメモ程度に書き留めます。
実際の作業はググったりしてください。

GPGを導入する

GnuPGを参考にgpgが使える様します。
OSに関係なく(linux,MacOS,それ以外でも)導入できればいいです。
鍵ペアをつくるときなど、作業するときにはコマンドパスがちゃんと通っていなければなりません。Win ネイティブな人たちはたぶんここでつまづくでしょう。
「パスが通っている」という言葉が簡単には理解できないでしょうが、 ググったりして何とかしてください。

コマンドプロンプト(いわゆるコマンド窓)で

gpg -h

と入力してヘルプ的なものが表示される状態になることが一番大事です。

passphraseを空(つまり改行だけ入れる)と今後楽になるかもしれないが、
正しくgpgを使うにはこの方法は間違っている。
あと公開鍵をちゃんと公表しなければならないこととsaramiの公開鍵を取り込むことを忘れずに。

公開鍵が登録されるのを待つ

連絡けいじばんに貼られた公開鍵は手で処理しているので、いつ登録されるか保証できません。
連絡けいじばん上で貼った公開鍵が見えなくなったら、処理されたと思ってください。
毎日朝4時19分に処理された公開鍵が有効になります。crontab中のGPG-KEY.shが起動される時刻を参照してください。
crk.sarami.info登録されている公開鍵に自分の公開鍵が載っていれば有効状態です。

実際に復号してみる

公開鍵が有効になった以降のgpgファイルを手に入れてとりあえず復号してみましょう。
Win環境ならコマンドプロンプトを開いて入手したgpgファイルのあるフォルダに移動してから、(cd コマンドをググってね)

gpg 2013-12-xxxx-yyyy-zzz.gpg

と入力してpassphraseを入れたら復号が始まるはずです。
passphraseを空で設定しているとpassphraseの入力は促されません。
あるいはここを参照してpassphrase入力を回避するのもいいでしょう。

復号されたファイルを再生して問題が無いか確認してください。

gpgファイルをgpgコマンドに関連付けしておくと、ファイルをクリックするだけで
復号できるようになります。

公開鍵登録前のgpgファイルの復号をする方法

セッションキーで述べられている方法を実現するDrop-GPG.exeの導入手順に示します。
ただし、これはWin環境でなければ利用できません。
他の環境の場合セッションキーサンプルプログラムのソースなどを参考にしてスクリプトなどを作成するのもいいでしょう。

  1. サンプルプログラムに添付されているSAMPLE2.zipを手に入れて解凍します。
  2. セッションキーのぺージに示されているSessionKeys.db.gpgを入手して復号します。
  3. その復号したファイルSessionKeys.dbを1で解凍してできたDrop-GPG.exeと同じフォルダに移動します。
  4. Drop-GPG.exeはWindows(32bit)プログラムなので、クリックして起動することができます。
  5. 2つのウィンドウが現れるので小さい方に復号したいファイルをドラッグアンドドロップします。
  6. コマンドプロンプトのウィンドウをみてpassphraseを入力すれば(あるいは入力しなくても)復号が始まるはずです。
  7. gpgファイルと同じフォルダに復号されたファイルができているはずです。
見知らぬexeファイルを動かしたくない場合は付属のソースをコンパイルするしかないです。
コンパイルには少し面倒な作業が必要です。
msys2のmingw環境でコンパイルするといいでしょう。sqlite3ライブラリのリンクも忘れずに。

サンプルプログラムを使わない手順の一例をセッションキーの取り出し方に示してあります。

以上の手順でも復号できないときは連絡けいじばんへ

どの段階で、どういうメッセージが表示されてうまくいかないのかを示してください。
状態を示すのにスクリーンショットが有効な場合があります。
どういう環境かも示してくれると解決が早いかもしれません。


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Last-modified: 2015-11-28 (土) 23:46:16 (3065d)